YASHIRO-STASION

屋代駅…それは、明治期に北信随一の商都として栄えた稲荷山宿やあんずの里として有名な森地区など千曲市の「歴史と人」を支え続ける駅です。

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いつものように改札を通り抜ける…そこには、通学や通勤で使う人、ふるさとへ帰郷した人など、人それぞれの想いと理由があります。屋代駅は、明治から現在まで、千曲市と市民を見守り続けています。

明治

明治21年(1888年)長野、上田駅の開業に合わせて国有鉄道として開業したものの工事の都合上営業は翌月の同日に一般駅として営業開始、線路名称制定の都合で信越本線の所属となりました。

大正~昭和初期

大正11年(1922年)河東鉄道により、須坂駅間(屋代線)が開業大正16年(1926年)河東鉄道を長野電鉄が合併、河東線に。

昭和後期~平成

昭和61年(1986年)に駅舎が改築され現在使われている駅舎となる。翌年国鉄分割民営化される。平成9年(1997年)経営分離のためJR東日本がしなの鉄道へ移管されました。

しなの鉄道屋代駅、佐藤駅長さんに質問してみました

Q:駅のホームの内装や屋代駅周辺は、昔とどう変わったか。

A:平成9年10月にJR東日本信越線から、しなの鉄道線に変わりました。平成24年3月末で長野電鉄屋代線が廃線となり、4・5番線とそこに書いてあった待合室が廃止されました。駅前には学習塾が増え閉店するお店も少しづつ見受けられるようになりました。

  • Q:今まで最多利用人数と、利用者が多い時間帯と、その季節

    A:年間では平成10年度の1273万人が最高です。お客様が多いのは7時~9時と16時~19時の通勤通学の時間帯、全線で見ると8月が最も利用が多く、2月が最も少ない傾向にある。

  • Q:利用者の年齢層はどのような年齢層が多いですか。

    A:老若男女幅広くご利用いただいておりますが、切符の種類でいうと概ね、普通切符が30%通勤定期が30%残りの40%が通学定期をご利用のお客様です。

屋代駅周辺のみどころ

森将軍塚古墳

1600年以上前に作られたものであり、当時の科野のクニを治めていた王の墓と考えられている。今あるものは発掘調査に基づき正確に再現したものである。

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  • あんずの里

    ここでは四月上旬頃からあんずの花見を楽しむことができ、毎年数多くの観光客が足を運んでいる。

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  • 一重山(屋代城跡)

    屋代駅を正面見て奥に見える一重山に城跡がある。屋代城跡はハイキングーコースのような道なりとなっている。

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Welcome station

屋代駅構内のWelcomeStationという売店では、あんずどら焼きや、あんず大福、あんずの里の杏子を使用したあんずの発泡酒の杏エールや、森地区で取れるあんずのみを使用し佐久の米焼酎を熟成させた杏ひめなど、千曲市の名産物の杏子を使用した商品が数多く取り扱われておりここでしか見ることのできない珍しい商品もあるかもしれません。その多くは、信州千曲ブランドというブランド商品にも登録されています。また姉妹都市である愛媛県宇和島市の産物や、復興支援としての商品も取り扱っています。屋代駅を利用した際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。