千曲市稲荷山の名所を歩いてみよう!

今回は、観光案内にも掲載されているルートを実際に歩いてみました。普段なら、車で通り過ぎるところを歩いてみると今まで目に止まらなかったところがたくさん!
ぜひ、運動不足解消も含めてお試しください。所要時間は、1時間30分から2時間ほどです。

高村別邸からたまち蔵道をスタート!

まずは、商店街の中にある駐車場に車を停めて、本八日町のたまち通りをぶらり…色々な建造物、土蔵があり、当時の繁栄の様子がうかがえます。

ふる里漫画館

ひときわ目立つ、蔵造り風の建物が「ふる里漫画館」。こちらの一階には、稲荷山出身の世界的漫画家である近藤日出造氏の作品が展示されています。
2階には、図書室があり、4000冊を超える新旧名作漫画がいっぱい!自由に閲覧できます。また、地域で開催された作品展が見学できます。

飯縄稲荷神社

ふる里漫画館を出てさらに北上!篠山遊歩道案内板を山手に歩いていくと、飯縄稲荷神社があります。御祭神は、稚産霊神(穀物の生育を司る神)、大山紙神(山の神)、倉稲魂神(稲・穀物・食物、商売繁盛の神)、保食神(食物の神)です。

稲荷山まち歩き情報センター

神社より東に向かって歩いていくと、善光寺地震の時に稲荷山宿場で亡くなった大勢の方の供養碑や舟繋石があります。
さらに進んでいくと、白壁造りで四段蛇腹の重厚な建物が見えます。そちらが、稲荷山歩き情報センターです。昭和14年まで料理店を営み繁盛していたということで、オープンで、おしゃれな建造物です。

稲荷山宿・蔵し館

荒町の街並みを歩くと、稲荷山宿・蔵し館があります。この建物は、幕末から明治期にかけて「商いに国境なし」という「稲荷山魂」を説き生糸輸出の先駆者ともなった「カネヤマ松源製糸」の松林源之助・松林源九朗が築いた「松林邸」を修復・再生した歴史館となっています。様々な資料があり、見ごたえがありました。一見の価値あり!

長雲寺から街並みをぐるりと歩く

蔵し館のとなりには、国の重要文化財の木造愛染明王坐像を祀る、長雲寺があります。メイン通りを南下していくと、呉服商、砂糖問屋、醸造蔵、お茶屋など様々な建造物が次々と現れます。

稲荷山宿を歩く…いかがでしたか?

まだまだ見どころが満載の稲荷山。ぜひ、お立ち寄りくださいね。
今回ご協力いただきました、ふる里漫画館様、蔵し館様ありがとうございました。
次回は、姨捨を歩くです。お楽しみに!

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